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今私と共にいるすべての人へのガイダンス

☆☆☆☆☆☆☆

ある夜、若者は夢をみた。
ひとりの天使が現れて、こう言った。

「私はあなたに会う機会が来るのを待っていました」

天使は、ちょっと言葉を切ってから続けた。

「あなたが今のような心理状態になるのをずいぶん長く待ちました。
 これまでは、あなたの心の中に壁があって、
 私は入り込むことができませんでした。でも、今晩は違いました。
 あなたは、何か、
 信念とか勇気とかを試される試練にぶつかったのですね。
 これまで私が侵入することを妨げていた壁が今晩は消えていました。
 さあ、あなたが求めているチカラを与えてあげましょう。 
 あまり時間がありません」

そういって天使は呪文を唱えた。
すると、若者の身体が急に燃えるように熱くなった。
若者は苦しみ、叫びながら、身体から吹き出す炎の熱さに耐えていた。
すると、炎は若者の身体を飛び出して、少し離れたところに集まった。
やがて、それは荒れ狂う一頭のライオンの姿になった。

天使が言った。

「あのライオンはあなたの中にあった燃える欲望です。
 あなたの中の闇の物質を食べて、
 燃える欲望として荒れ狂っていたのです。
 その炎があなたの精神を酔わせていたのです」

ライオンはこちらに飛びかかろうとしていた。

天使が言った。

「今は私の力であなたからライオンを分離させていますが、
 いつまでも抑えておくわけにはいきません。
 私が力を緩めれば、すぐにあなたの中に飛び込んで
 あなたに融合してしまうでしょう。
 あなたはあのライオンと戦わねばなりません」

そう言って彼に花輪をくれた。

「その花輪をライオンの首にかけるのです。
 そうすればライオンは大人しくなり、消滅します。
 あのライオンは幻です。
 くりかえします。
 あのライオンは幻で、実体がありません。
 私の言葉を信じて一瞬たりとも疑わなければ、
 ライオンは決してあなたを傷つけることはありません」

若者はライオンを見た。ライオンは低い唸り声をあげていた。
どう見ても幻には見えなかった。

「怖がってはいけません。
 あなたに勇気を与えてあげるにはこれしか方法がないのです。
 それをわかってください。
 勇気とはそういう性質のものです。
 さあ、行くのです。私を信じてください」

こう言って天使は若者の目をまっすぐにみつめた。
その目は清く澄んで、きらきらと輝いていた。


☆☆☆☆☆☆☆


この物語を理解したうえで、
正しい道を自らの意志で選択した場合に、
近い将来起こりうる出来事のキーワードとなるものは以下の通り。

☆内面的力、精神の肉体への優位。
☆束縛からの解放。
☆仕事、経済に関する状況の変化。
☆毅然とした態度、霊的な不屈の精神。
☆不可能を可能にする。
☆正しいと思うことをやり通す、反対があってもやり通す。
☆すべての困難を乗り越える、何ものも今の前進を阻むことはできない。
☆困難を克服する過程で、精神的な力が強化され、
 物事を達成する力、コントロールする力を得る。
☆逆境を撥ね除け、求める成果を達成し、反対や対立を克服し、
 展望や計画で他の人々を圧倒することができる。
☆試練の時が次第に終りに近づく。
 出口に見える明るい光りが次第に大きくなっていく。
☆まもなく事態は明確になり、努力が実を結び始める。





 
普通の人は、なかなか
ライオンと戦おうだなんて思わないでしょう。
ライオンに向き合うということは、
自分の影に勝つ力、劣等感を克服する力、思い出したくない過去を振り返る勇気、
醜い自分の真の姿に対面する勇気を象徴する行為です。
ライオンに手をかけるのは、大変危険なことです。
手を食いちぎられるかもしれないからです。

私は、自分の中の悪を発見した時、愕然としました。
けれど、これも自分の一部、
生まれ持って天から与えられたものだと解釈するならば、
誤摩化し、持て余し生きていくより、
何か利用出来るはずだと考えるようになりました。
そんな時、ウィッチクラフトに出逢いました。
これだ!と思った私は今も修行中です。

宇宙の真理を理解していれば、
悪の力も恐れずに進むことができます。
それは、使い方、付き合い方次第なのです。

己の悪を認識できている人はチャンスを手に入れた人です。
ライオンの姿を見ることができるのなら、
あとは勇気を持って戦うだけです。

私は、
こっそり静かに、自分の悪を見せてくれる人を信頼します。
それはとても勇気のいることだと思うからです。
心から敬意を表します。
そういう人とは、
自分たちそれぞれの中にあるライオンと戦いながら、
一緒に進めたらいいなと思います。
普通は驚いて離れてしまうような部分を見たとしても、
時に励まし合いながら。
時に「そこが好きだよ」と言い合いながら。






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