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神様がみせてくれた奇跡

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なかなか眠れなかった、前の晩。
このあと何かあるよ、という時、
私は、
あまり眠らなくても食べなくても平気になる。
それがサイン。
横になったけど、
やっぱり眠くならないので、えいっと起き上がって、
ケーキを焼き始めた。
旅に持っていくおやつ。
杏とクリームチーズとチョコチップ入り。
甘くて酸っぱいケーキ。
ひとつのボウルに材料を全部放り込んで、
泡立て器でしゃかしゃかかき混ぜて、10分ほど焼いて、
あっという間に出来上がり。

明け方東京を出発。福井へ。師匠のおばあちゃんの法事のため。

まずは、温泉へ泊まることに。
ここはお正月に一度来たところ。(前回は日帰り)
観音温泉と呼ばれている。
お母さんと露天風呂に入りながら、最近の自分の心の中を打ち明ける。
妹のことがあっていろいろ変化して、まわりの人間関係も動いてきて、
今私はとても幸せだけど、苦しい胸の内もあって、とか。
まあ、いろいろ。
途中、くっと泣く。一分間くらい。 泣いたらすっきり。
親子でなんでも話せるっていいなと思う。
苺ママは私の理解者。
いや、きっと
「なんだかな~?この子は」と思うことも多いんだろうけど、
いつも私を信じてくれてる。
昔からそうだった。
私がどんなに突飛な行動をしてもいつも最後は信じて、
自由に好きにさせてくれる。

部屋で寛いでいる時、ある人から電話。
「しまった」と思うことが。
あれはちょっと失敗。
これから気をつけようと気を引き締める。
最近はずいぶんそんなことなくなってたのに.....
気を許すとこんなことになる。
自分はまだまだダメだなあと、ぼんやり思う。

駐車場のところに睡蓮をみつけた。
観音様と睡蓮。
どこへ行っても同じサイン。
受け取って生かすことができれば、私はきっとまた次へ進めるだろう。

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さて、翌日、法事。
久しぶりに若さんに会う。
おばあちゃんの法事だけど、ちょこんと妹の写真も置いておいたら、
若さん、ひょいとそれを見て、手に取り、仏壇の中へ。
ぴんときた、きっと妹のためにも“なにか”してくれるんだなって。

その通りだった。

私は涙が溢れて止まらない。
若さんの心を受け取って。

枇杷の葉を使ったお灸があって、
それをしてあげると妹は「あったかい」と言って気持ち良さそうにしていた。
「今日もやろっか」と聞いたら、こっくり頷くので、いつも通りしてあげた。
その翌日、妹は亡くなった。
あの時、
お寺の庭にある枇杷の葉を段ボールにいっぱい送ってくれたのが若さんだった。
若さんのお経は久しぶりに聞いたけど、またちょっと違ってきたなと思う。
(最近の方が好き)

人間って面白い。
同じことを長年やっていてもずっと同じままってわけにはなかなかいかない。
変わる為に必要な努力ってあるけれど、
変わらないでいる為の努力ってのもあるのかな。
あるだろうな。

若さんは面白い。
住職としてお寺を守りながら、本堂の裏に音楽スタジオを作っちゃって、
バンドも結成してて、
最近はアンプとギター担いで法話に出かけたりするらしい。
お経や説法の合間に歌うらしい。
面白いスタイルだと思う。
法事のあとの会食の時、永島さんの話で盛り上がる。
今度、本堂ライブを実現させたいね、と。
それはいいかも~
(ちらっと、こーたも浮かぶ)
永島さんがここで歌ったら、お寺の屋根が吹っ飛びそうだ。
プラスのパワーで!

出発前、会食は夜だと聞いていた(と思っていた)ので、
この日は福井に一泊して、
翌日永島さんのライブに行くため大阪へ、
と計画していた。
ところが、昼だとわかった瞬間、

...........ものすごいスピードで頭と心がクルクルし始め、

今夜のストリートライブ、行ける?

そう思うと同時に、カヴンのメンバーCにメール。
今夜行くならホテルが必要。
でも私は大阪は全然わからないし、
ネットで宿泊予約したりもできない。(苦手なんです、ネットって)
Cは大阪在住でネットが得意。
きっと助けてくれると思って!




天使に祈る。
「どうか永島さんの歌まで私を無事に運んでください」




永島さんのライブ会場にいるCからすぐに返信。
「任せてください。私が予約します」

やったあー。
でもまもなく昼のライブが開演......
ライブ中、私とメールで連絡してるっていうのは避けたかった。
Cには、最初から集中して彼の歌を聴いてほしかったので。

開演ちょうどくらいの時刻に、予約確定メールが入る。
ホッとして「もうライブに集中して」と返信。

だけどホッとしたのもつかの間、
よ~く考えたら、今夜の場所がわからない。
今度はカヴンのメンバーKにメール。

すぐに返信。
「場所はこちらです、取り急ぎ情報を添付します」

やったあー。
すごいすごい。みんな。FBIの捜査官みたいだー。
ものすごい早さでぱっぱっぱと調べてくれる。
私を、
助けてくれる。

そんなわけで会食後、すぐに福井駅へ。
14:44分発の電車で大阪まで行くことに。
発車までは、あと一時間ほど。
余裕で、切符を買おうとしたら............

え~ん?????(嘆)
車両故障のため、12時発の電車がまだホームにいるとのこと。
なんとか、あと20分ほどで発車予定だけど、
今日はもうこのあとは運行しないらしい。
慌てて切符を買って、ホームまで走る。
(なんだよ~まだ昼すぎなのに、今日はこれが最終かよ~?)
と驚きながら。


天使よ、どうか永島さんの歌まで、私を無事に運んでください


電車が動き始めた時は「やっほぉ~ばんざーい」と叫びたいくらいだった。
(叫ばなかったけど)

福井は豪雨。
霧の中、ぐんぐん進む。

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琶湖湖を過ぎるあたり、遠くの空に晴れ間。
太陽は、あのあたりだな、とわかる。
私は、光りの方向へ向かってる。
間違いないと思った。

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ここまでひとつも計画してないのに、
こんなにすべて流れるようにうまくいくなんて!
きっとなるようになってる。
天の意志に運ばれて、
私は、進んでる。

ふと急に身体が熱くなって、
手に持った石も熱くなって、

「あ。今、新曲の『神様』を歌ってるな」と思った。

私はもう聴かなくても、それがどんな歌か、わかった。

すごいな、永島浩之。
時空を超えて、魂を振動させてる。
遠くの、遥か彼方の、天国と呼ばれる場所まで、
きっと彼の歌声は届くだろう。

(あとからCに聞いたらやっぱり「神様」を歌ったのは
 ちょうどその時刻だった)

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電車のダイヤの乱れのおかげ(?)で、いいことがあった。
14:44発だったらライブの場所までぎりぎりの到着予定だったけど、
30分前には新大阪到着。
落ち着いて移動できた。
それから、
二時間以上遅れたからという理由で、特急料金を払い戻ししてくれた!

ここまで私を運んでくれたうえに、素敵なサプライズプレゼントまで。
ありがとうございます、と天使にお礼を。

綱渡りのようだったけれど、
無事にイベント広場に到着。
Cちゃんとも合流。
ライブが始まってすぐ、雨が降ってきた。
妹が来たな、と思う。
雨は彼女の象徴。
ショルダーバッグに写真が入ってるので、胸に抱きしめる。
でも野外なので、あまり降ってしまうと中止になっちゃう。
「あめ、だめよ」と話しかけてみる、妹に。
なのに、雷まで鳴り始めて、笑った。

(そこで気づく。私が福井から乗った電車の名前は『雷鳥』だった。
 天使とともに、妹が私を運んでくれたんだ!)

永島さんが、
天に向かって手を広げて「止め!」と言ってるのが見える。
私は遠くからクスクス笑いながら、
「妹だよ。ながちゃんを聴きにきたんだよ」と心の中で思う。
永島さん、気づいてくれたらいいな。
(でもあとから得意気に「おれが雨を止ました」なんつってた。
 全然気づいてない 笑)

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新曲、歌ってました。永島さん。
「可能性」というタイトルの。

素敵でした。

彼が歌うと場の空気が変わるのがわかる。
最初会った時は、そういうの感じなかったけれど。
ここ数ヶ月で、とても変わったと思う。
(私じゃなくて。彼の方が)
少しずつだけれど、
確実に。

彼が歌うと、行き交う人々の足が止まる。

それが嬉しかった。

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翌朝は、ホテルまでCちゃんが迎えに来てくれた。
夜のライブまで、他のカヴンメンバー数人と大阪観光の予定。
その前に、部屋で、ある曲を聴かせる。
イントロが始まって、
歌が始まって、
すぐにCちゃんの目に涙が溢れて、
ぽろぽろっとこぼれる。
私も少しもらい泣き。
彼女は、
「今まで聴いた中でこれが一番」と言った。

そうか。 これがわかるんだな。

だったらやっていける、と直感して、プロポーズをした。
この人と一緒に仕事をしたいと思って。できれば、一生。
(そう、だからプロポーズって表現になるの)


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道頓堀で串焼きを食べて、
風変わりなカフェに入って、
(ここは。砂浜風。なぜ砂浜?と思うが)
法善寺横町でお参りをして、
(苔むした不動明王は大迫力!!!)
心斎橋でお好み焼きを食べた。

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THE大阪を満喫後、夜、ライブ会場へ。

この日のライブの構成、とても好きでした。
構成そのものが強いメッセージになっていた。
歌と歌の合間に、
言葉にならない言葉がたくさん散りばめられていた。
妹の写真とともに聴く。

魂で聴く。

魂を聴く。

永島さん、どうもありがとう。

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最後に「神様」を歌った。
思った通りの、
あの時電車の中で感じた通りの曲だった。
途中のメロディラインでとても好きな箇所があった。

心を、掴まれる。

これは、もう、アレだなあ  と思う。

諦めよう、潔く。

私は抵抗しない。

静かにひとりで大切にしていけばいい。

それで充分だから。

私は今とても幸せ。




帰りは、新幹線のホームまで
Cちゃんと、どらちゃん(Cちゃんの友人)がお見送りしてくれた。
もう、なにからなにまで..........
助けてもらった。
守ってもらった。
今日一日私の荷物を引いてくれて。
私は愛されてると思った。

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これからも、

手に入らないものを追って心を痛めるより、
今、手の内にあるものを大切にしながら生きてゆこう。

発車ぎりぎりになって、ひとり増えた。
Cちゃんの友達。
今回、初めて永島さんのライブに行った人。
やっぱり心を掴まれちゃったひとり。
アレな人。うはははは(笑)


こうして、
どんどん増えていったらいい、新しい永島浩之ファン。

これからは、
妹が知らない曲の方が多くなっていくだろう。

どんなに遠く離れてしまっても、
大丈夫。

私には聴こえるから。
彼の歌声が。

もうどこにいたって。 
聴こえるから。


妹にだって聴こえる。


時空を超えて。


あのメロディたち。


「神様」がみせてくれた奇跡。

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