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ヒトミノチカラ

私にしてはとても珍しく、撮りすぎでセレクトが大変。
この曲の時にだけ撮ろうと数曲決めて、
あとはカメラを置くとか、
そういう加減をしていたのに。
それでも撮りたいものがいっぱいありすぎ。
溢れ返っていたんだろう。
これはこの後の作業が苦しくなりそう。
写真集一冊のためだけだとしたら、
ほとんどのカットがお蔵入りだもの。
捨てていく作業が辛い。
せっかく出逢ったのに成就せずに消えていく恋みたいだ。

そしてとうとう発見。
スーパー永島浩之。
....いやぁ、出るとは思ってましたが、絶対。
デマシタ。
これはいったいなんでしょう?どうしたんでしょうか?
という一枚。
写真ってすごいよなあ。
こうして、
被写体も写真家も超えてしまった遥か向こうの何かが
写ることがある。
かつて、
昭和の巨匠といわれた写真家、
土門拳はこういうことについて
「鬼が写る」という言葉を遺している。

わかる。それ。どういうことか。何度か観たことあるもの。

あの時、永島さんは何を見ていたんだろう。あの瞳。
ここではない、ずぅーっと遠い世界をみつめてるみたいだった。
どこかな?
妹とか、彼のお父さんとか、叔父さんがいる世界かな?

私はこれまでたくさんの人を写してきたけれど、
過去に、やっぱりとても遠い目をする人を見たことがある。
それは、片岡礼子という女優。
彼女の目、私には追いつけないと思った。
どこを見ているのか全く想像もできないほど遠い目。

逆に、
ここにしっかりいて、この現実を見据えているという、
強い光りを放つ瞳を持つのは、小栗旬と、もうひとり、
不二子という女優。
このふたりの瞳の力はすごい。
みつめられたら、どんな人だって、あっという間に金縛り。


私のお決まりのパターンで、
素晴らしい写真が撮れたと思うとまず、調子にのる。(笑)
自分は天才かもくらいに思って。
その後、いや待てよ、そう思ってるのは自分だけかもと
急に不安になる。
そんな時は師匠に見てもらう。こんなの出ましたと報告。
今回の名古屋ライブの写真を見せたら、
「おおっ!」と一声。
もうそれで充分。ありがとうございます!

なんとなくまだそわそわしてて、
そうだそうだと、おのせちゃんにメール。
写真を貼付してみた。

『この写真、とってもかっこいいシンガーですよ!
 10歳ぐらい若返ってます(笑)一枚目なんて高校生みたい!
 いいんじゃないでしょうかー!!ファンは喜ぶと思いますよ!』

と返信がきた。
そぉーなの!そぉーなんだよっ
たしかに!高校生みたいに写っちゃってるのはなぜ?(笑)42歳が。
10歳じゃきかないでしょ。20歳以上だよ。

思うに、永島浩之の本質が写ってるからじゃないかしら?
もっともピュアな、彼の真ん中が。
それは年齢には関係なく永遠に続くもの。
肉体が消えたあとでも続く何か。

私はここでハッとして、写真の神様に感謝の祈りを捧げる。
結局、写真家なんて、
見せてもらってるだけなんだ、
いつだって。
大いなるものに、
被写体たちに、
見せてもらってるだけ。
自分で生み出したものなどひとつもない。
自分のチカラは関係ない。
もしあるとしたら、それは、
どれだけ世界と同調できるか。
タイミングを計る才能があるだけだ。
シャッターをきる、あの瞬間を、捕まえるというだけの、才能。

ここまで思いが辿り着ければ、謙虚な心で、
「こういうのが写りましたよ」と被写体に見せることができる。
本人に見せる時が一番緊張するけれど、
この心を忘れないことが、一番大切だと思うから。

写真の世界では私はいつでもドキドキわくわくしているのです。


追記)
そういえば、もうひとり。ヒトミノチカラ。
名古屋のライブ会場で、すごいものを発見。
あるファンの人の瞳。
あれは....すごすぎるだろ。
たぶん私は30秒くらい口をあんぐり開けて観とれていたはず。
いやぁ、あんなふうに一個の魂からみつめられる永島浩之って.....

うーむ...。

そうか。 永島浩之がすごいのか。あの存在が。  どうりで.....

写るはずだ。





☆永島浩之ライブ☆

6月21日(日)鶴見CLUBTOPS
開場17:00 開演17:30
料金¥3800(D代別・オールスタンディング・整理番号付)

申し込みはメールでの受付になります。
お名前・住所・連絡先・会場名・チケット枚数を明記の上、

nagachan@lime.ocn.ne.jp

まで。


当日は私が会場で写真を撮ります。
客席もたくさん写して、写真集を作る予定です。
みんな参加してください。
このプロジェクトを、みーんなのチカラで成功させたいのです!





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