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2008.7.18 満月 その前後三日間のこと

17日。
行ってきました、魔女たちの九九展。
トークショーにも参加してみました。

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結論からいうと、
まったく関係ない場所に行っちまったな、という感じです。
展示されている作品は、
まだ学生か、幼い人達が創ったものかと思ったら、
皆さん私よりずっと年上の人ばかりで驚きました。
それにしてはどの作品も未熟で力ないものばかり。
(私にはそんなふうにしかみえなかった)
ぱーっとまわってだいたい五分くらいで会場全部見終わりました。

ひとつだけ大作の絵画があって、それだけは好きだった。
中央から少し左側に描いてある人物部分が特に。
全部あの感じで描いたら、もっとよかったのに。
あの部分を描いた時、手が、世界の真ん中に一瞬触れたんじゃ...?
あそこにはそう感じるようなものがあったから。

これを創った人達の話を聞いてもしょうがないんじゃないか
と思いましたが、まあ、出てみることにしました、トークショー。
結果は...
やっぱり。(苦)
司会の人の最初の言葉で、
自分は今まったく関係ない場所に迷い込んでると直感しました。
魔女という言葉を使っていても、この展覧会は
魔女とはまったく関係ないものでした。
展示者達もアーティストというよりは、実は皆、学校の先生でした。
ああ、と納得。
皆さん、語る語る.... 自分のことや作品について。
あんなに喋れるってことは、作品に十分に転化できていない証拠。
全部表現出来てたら、あとは観てもらうだけで満足なはずなのに。

トークショーという楽しいイベント、というよりは、
学校の退屈な講義か、宣伝みたいな催しものでした。

となりを見たら、なんと!師匠が居眠り...
もう私は可笑しくて、笑いをこらえるために肩が震えてしまった...
ああ、でた...我ら不真面目チーム。
こんな真面目くさい場所だと、どんどん膨らんでしまう、
ふざけた私の心...
いけないいけないと思いながらも、もう話は全然聞いてなくて、
あの人はなんであんな顔なんだろう、とか
なんであんな髪型に?とか
そんなことばかり思っていました。
途中に、やっとひとり、
魔女の研究をしている人が出てきました。が、
机の上で勉強ばかりしてるんだろうなあ、という人。
こういう人も世界には必要かもしれないけれど、
もしいなくても、
魔女の歴史はちゃんと続いていくと思います。

偉い美術評論家の人の話は、日本語で喋ってるのに、
10個のうち9個くらいは何喋ってるかわからなかった。
きっと自分の人生にはまったく関係ない話だったからだと思います。

このトークショーで一番面白かったのは、
最後の方、司会のおじさんが椅子に座ったまま居眠りしていたこと!
ぶはははは(笑)
すごい不真面目ぶりを見せてもらって、
私はこの人と一番気が合うんじゃないかしらと思いました。
壇上で...ライトが煌煌と当たっているのに...寝ている...
きっとみんなの話が退屈だったからだな。
この人は「あっている」と思いました。
自然の流れにそって生きている...

長い長い永遠に続くかと思われる一時間半がやっと過ぎて、
終わった時はとても嬉しかったです。
ひとつの苦しい修行を終えたくらいの気持ち!

お客さんは、会場の2/3ほどしか入ってませんでした。
ほとんどが大学関係者で一般の人はあまりいなかったみたい。



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帰り道、月が奇麗でした。
明日は満月、という夜。
なぜか私はとても上機嫌なのでした。
なぜでしょう...
そう、
あの展覧会... あの程度のものでよかったなーと思って。
あれが素晴らしいものだったら...
魔術のコンセプトによりしっかり組まれたプロジェクトだったら...
今ごろ私はすっかり無口になり、意気消沈していたことでしょう。
私が今、心の中で計画していることとは全然違ったから、
本当によかったと思います。
なので、
この展覧会は観れてよかった。(トークショー参加も)
何事も、自分でしっかり確認することは大切なのでした。
駅まで散歩しながらここまで考えついたところで「イエス」のサイン。

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私はこれからも心をこめて自分の活動を頑張ろうと思います。

そういえば、
私が好きだと感じた唯一の作品。
あの作者のトークはよかった。
あの人だけには未来を感じる。
人柄って作品に出るな、どうしても。
(そう、なにをどうしたって!)
彼女は作品から想像した通りの素敵な人だった。
永遠の少女みたいな。



18日。
今日は特別感が漂うと強く感じながら、
朝から掃除。
あるおまじないを実行しようと決めていたので、
いろいろ準備。
「東京は夕方から夜半にかけて曇りのち雨」という天気予報をみて
そんなはずぁねーんだよと思う。
今夜は絶対、月は姿を現すはず。
(結局雨は降らず、見事な月の光り)

先日のエッセイの件でまたメールが届いた。
今度は、
「バザール中にはたくさんのメールが届くはず。
 注文じゃないメールが届くのは苺さんにとって負担になるかと思い、
 そのままにした」
というような内容のもの。
自分と同じ理由で返信しなかった人もいるのでは?と思ったから、
メールしたと書いてある...

『「今回はご縁がなかったようですので次回を楽しみにしております」
  こんなメールも書きましたが 送信はいたしませんでした』

とも書いてあった。
なるほど。

私は以下のような返信を送った。


『当然このこと(この人と同意見の人がいるだろうこと)も視野にいれて
 それでもあえて、あのエッセイを発表しました。
 想いは、黙っていては伝わりません。
 伝えてこその想いです。
 私は一表現者として、伝えることの大切さを
 これからも皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
 人間同士の意志の疎通でも。
 自分の願いを宇宙へ飛ばすでも。
 伝えることが大切です。
 私への思いやりというよりも、
 あなたが人として何を大切にするか、ということが重要です。
 自分を差し置いて、人のことばかり考え始めると
 人間関係においては失敗することが多くなります。
 もし、
 あなたが心をこめてメールしているのに、
 「なんだ、買わないならいちいち連絡してこないでよ。
  忙しいのに。迷惑だ」
 と私が思ったとしたらどうですか?
 そんな人間に魅力を感じますか?
 その人の真ん中に愛はあるでしょうか?
 あなたがこういうことを考えたということは、
 (私にとって負担だということ)
 同じ立場に立った場合、
 あなたがこういう思いを抱く可能性があるということです。
 だから気を使いすぎ、そこで一歩引いてしまうのでしょう。
 自分の中にあるものをよくみつめてください。
 これは、私の問題ではありません』


こういうことって、
どっちがいいとかわるいとか、
あってるとかまちがってるとか、
そういうふうにくくって考えて答えを出そうとするとうまくいかない。
個人の考え、または、生き方の相違なので。
(これは心のありようの問題)
この方がおっしゃってることは私にとっては想定内のことだったので、
やっぱりこういう意見もきたかという感じで、何も驚かないけれど、
自分とはまったく違うなあと思う。
一瞬相手を思いやっているふうだけど、それもまた違うと感じる。

なぜ、メールまで書いたのに。
送信しなかったのか。
その理由は、私との関係の中にはないと思う。
この人個人の中にあるものだと思う。
そしてそれは、私にはわからないことなのだ。

メールの中に「言い訳ではありませんが」と書いてあったことが印象深い。
「言い訳ですが」と書けていたら、
この人はもっと別の世界を見れるはず...

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19日。
おのせちゃんとさっちゃんがうちに来た。
さっちゃんに会うのはすごい久しぶり。
しばらく日本縦断の旅に出ていたらしい。
北海道から屋久島まで。
さっちゃんは、見た目がワイルドに変身していた。
でも近頃、大企業のOLになったらしい。
会社の話を聞きながら、自分がOLだった頃を思い出す。
人生でもっともバカだった時代...
二度と戻りたくない。
さっちゃんはちゃんと会社へ通ってるらしかったので、
えらいなあと思う。
自分にはできなかったことだから。

ランチに、
クミンシードを使った根菜カレーをみんなで食べた。
最近の私のマイブームは、スパイス。
それを知っているおのせちゃんは、
「やっぱり魔女の道具はこれでしょ」と言って、
誕生日のプレゼントをくれた...スパイスを挽く道具。
大理石で出来ている。 一生大切にしよう!

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さっちゃんもプレゼントをくれた。
DVD。
不思議で妖しく可愛い感じのパッケージ。
観た瞬間「ぴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ」
ときた。これは間違いない。
さっちゃん、どうして私の好きなものがわかるだろう?
イラスト付きの手紙も入っていた。
これも永久保存。

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みんないろいろありがとう。

どれもこれも大切にします。

目の前に起こる出来事のあれこれ。

楽しいことも、
退屈なことも、

人生の宝。







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