よーーーーく考えてみたら。
彼を撮影したのは去年の7月だった。
その間に、
私はアリゾナへ行き、まーぼーが死に、
担当編集者のたっきーは退職し、
一度隔月発行になったアクチュールはまた季刊誌に戻り、
小栗くんはスーパースターになっていた。
時は流れる。
はやい。
インタビューが進行するなか、なんとなくぼやんと、
やっぱりこのグルーブはいいなあとスタッフを眺める。
たっきーがいないのは淋しいけれど。
小栗くん、
しゃべり始めるとノってくる瞬間があって...
あの、スイッチが入ってからの彼のトークは、いつも面白い。
みょうちくりんな人だよなと思う。
これから何を見せてくれるだろう。
人って、
表面的に言葉にすることと、
心の奥深くの思いが別になってることがあって、
そこに気づかないと人生思わぬ方向へいくことがあるけれど、
小栗くんの場合はどうだろう?
「ほんとう」のことを究めていくって、チカラがないとできないはず。
拡大と縮小、構築と解体を繰り返す、根気と強さが必要だ。
だけどなかなか、普通の人だったら怖くてできないだろう。
あまりにもたくさんのものを手にしてから、一度すべてを手放すって、
相当自分のこれからを信じている人じゃないとできないと思う。
でも、
あの場所を目指すというのなら。
答えはひとつだ。
彼の吸っていた煙草のパッケージ、
「SPIRIT」と書いてある。
ふふふ...(笑)
やっぱり。
大丈夫だ。
世界は暗号に満ちている。
サインはこんなところにも。

小栗くんは魂にチカラのある人なのできっと大丈夫。