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占いとか

世の中ヒーリング流行りで、
占いとか鑑定とか、人気。
時々私もやってもらうことあるけれど、
だいたい占う方の人が困る...というか、戸惑う。
よっぽど「普通」じゃないんだろう。
(笑)

そういえば昔、まだOLの頃、
手相を勉強している人がいて、診てくれることになった。
友達何人か一緒にいて、順番に皆診てもらい、
未来のことをいろいろ言われて、
盛り上がって場が楽しかったのを覚えている。
で、
私の番になって。
とたんに、占う人の顔が変わった。
誰が見てもわかるほど極端に。
そして、無言。
こんな時、皆が普通に思うことは、だいたいひとつだろう。
「悪い結果」が出てる、とか。
でも結局その人は
「ごめん、自分はまだ勉強中だから、よくわからない。
 君は大変珍しい手相をしている」と言っただけ。
なんか釈然としなかった。
その直後、
運命の大どんでん返しがあって、
まもなく私はプロカメラマンになった。
生活全部、人生全部が、とても短い時間でいきなりまったく変わってしまった。
別の人間に生まれ変わったかのように。
今になって思う。
あの占い師の卵はきっと「死」を見たに違いない。私の手相の中に。
彼の人生の中でそれほど極端なデータを想像することができなかったから
あんなに驚いたんだろうな。
「死」をそのまま読み取っていたとしたらそりゃ仰天しただろう。
精神的な、運命的な「死」が世界にあることを知っていたら、
もっと違う見方が出来ただろうにと思うけど。

占い師でも、医者でも、
人を「診る」という仕事に就くなら、
もっとも大切なのは柔軟さだと思う。
人間て、一個一個個体差があるから。
マニュアル通りに話を進めて診断すると思わぬ誤診が発生することもあるかも。
特に占いの分野だったら、
自分が今診ている人は「どんな人」なのかをまず知る必要があるだろう。
そうじゃないと、お門違いのアドバイスをする結果を招くことになりかねない。
私は、
もうここまで長く生きてると自分でもよく納得しているけれど、
いわゆる「普通」じゃない。
たぶんどこかが病気だと思う。魂に欠陥があるというか。脳の病気かも。
なんだかよくわからないけれど。(私の考えでは病気も個性のひとつ)
皆が普通に気になることはあまり気にならないし、
でも、
皆がなんにも気にしないようなことでずっと引っかかることもある。
その引っかかり方が尋常じゃないので、人はたいていとても驚く。
「え?そんなことで?そこまで?」と。
私はだいぶ早い時期から人と自分はかなり違うという認識を持っていた。
占いも、どんな人に診てもらっても、ぴんとこないことの方が多かった。
それは
普通の人にとって「都合の悪いこと」でも
私にとっては「大切な何か」だったりして、
だけどそこを直すよう言われたりするから。

私にとっては、
悲しみも苦しみも怒りも、幼さや、愚かささえも、
皆、宝物。
クリエイティブな人生には欠かせない、創作の源となるものだから。
意味も無くただ排除しようとは思わない。
与えられたからには、そこに自分だけの意味を見いだしたい。
そうすることがオリジナリティ高い作品を生むことに繋がると思う。

私をきちんと分析して鑑定できる人は、きっと素晴らしい占い師だ。
占い師である前に、
まずその人が一個の人間としていろんな経験をして、
世界を広く見渡せる人じゃないとこんな風変わりな魂を鑑定することは不可能だろう。
2003年にニューヨークで初めて逢って以来
たびたび診てもらってるサイキッカーの女性がいるけれど、
彼女はすごいと思う。
しかるべき修行も積んできてるだろうけれど、
魂力が違う。
何度会っても「導いて」もらっている気がする。
どこまでもどこまでも、広がる感じ。
世界中に顧客を持つって... プロのトップだなと思う。
興味深いのは、
彼女の言うことは、毎回私の「知っている」ことばかり。
私はそれを確かめにいくだけ。
もうずっとそういう付き合いが続いている。
私は(精神世界に関する領域は)特定の(生きた人間の)師を持たないので、
自分が直感したことに対して、こうして確かな確認が取れることは嬉しい。
彼女は、
私が「知っている」ということを知っている。
私が何者で、これから何をしようとしているのかも、知っている。
また、今の時点で私が何を「知らないのか」もたぶん知っている。
だから時が来るまで、
私が自分でそれを知るようになるまで、静かに待つことができる。
けして、私の道の邪魔をしない。
余計な不安をあおるようなことも、
余計な期待をさせるようなことも、
いっさいしない。
素晴らしい人だ。

もしも。

なんでも先回りして、
余計なお節介で「答え」を齎し、
自分の能力を見せびらかしたいだけの人だったら、
私は駆け足で逃げるだろう。
そして、二度と近づかない。
そんな人はやがて、私の人生を支配するようになり、
私はいつしか自分を見失うことになってしまうから。











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