
はじめての球体関節人形。
組み立ててみてびっくり。
立ちました...
素材は、乾くと石膏のように固くなる粘土。
肩、肘、手首、脚の付け根、膝、足首、
合計12カ所に球体の関節が入っています。
なので、ある程度自由に
ぐにゃぐにゃと身体が動かせます。
でも、立つとは知りませんでした。
頭部、胴体、手足は、すべて空洞になっていて、
左手と右手、それから、頭と両の足それぞれを、
ゴムひもで繋げていて、そのテンションだけで、
あとはバランスを保って立つ...ということになりますが...
アトリエで先生が
「さ、では立たせてみましょう」と言った時には驚いた。
そんなことできるわけないでしょう、と思ったので。
立つと思って創ってなかった。
まさかと思いながらやってみたら立ったので、びっくり。
言った先生もびっくり。(笑)
実は、そう言いながらも一発でうまくいくとは
先生も思ってなかったそうだ。(後から聞いた)
他の生徒さんもびっくり。
みんなびっくり。
小さな声で「あの...普通は...?」と訊きかけたら
「立たない、立たない」と先に答えが飛んできた。
どうして立っただろう?
とうとう。
創ってしまった。
自分の足で立つ人形。