私は私以外の人間にはなれない。
あなたは、あなた以外の。
けれどありのままというのは、そこにとどまることではないし、
進むことを諦めることでは、けして、ない。
できないことに優しい言い訳をすることでもないし、
自分を甘やかすことでも、ない。
ありのままの自分を受け入れるということは、
不可能を可能にするための決意をするということ。今、ここで。
定めた目標までの距離を正確に計り、
そこまで
あとどのくらいでいけるのかを見極めること。
何が足りないのかを、しっかり、見る、こと。
謙虚になって自分の過ちを正すこと。
目を逸らしてはいけない。
誤魔化してはいけない。
傲慢な自己満足に負けてはいけない。
ありのままを受け入れるということは、
マイナス部分を肯定することではない。
プラスだと偽ることでもない。
しかし否定することでもなく。
正しく認識するということだ。
激しい落ち込みや自己嫌悪は、
ありのままを見ようとする時によく起る。
怖くなって引き返す人もいるが、そんな時こそ前進するべきだ。
進むために
それまでのやり方を変えなければならない瞬間が、必ず訪れる。
進化することや、成長することの秘密は、そこにある。
あなたは私になれないし、私もあなたには、なれない。
けれど
あなたはもっとあなたになれるし、
私はもっと私になれる。
まだまだ、深い場所の、
眠れる力を呼び覚まし、
もっと、もっと。
そういう意味では、人は
生きている間にどんどん変わっていくものだと思う。
この、最初の一歩としての認識に狂いがあるとしたら。
どんなに忍耐強く、積極的な努力家であったとしても、
だめだと思う。