蜷川幸雄氏演出の舞台、「ひばり」を観た。
題材はジャンヌダルク。
主演は松たか子。
友達の小島聖も出演。
彼女にチケットを取ってもらった。
とてもいい席で、前から12〜3列目の真ん中。
舞台全体も役者の細かい表情もすべてよく見える席で
とても嬉しかった。
好きなセリフがたくさんあって、
そのいくつかは、
常々自分が思い考えながら生きてることと
まったく一致していたので、なお感動した。
蜷川氏の演出は、本当に素晴らしく、
私は特に光を使った効果が一番好き。
物体を使わずに、そこに物を出現させる、あの手法が。
子供の頃、童話を読んでわくわくした感じを思い出す。
受け手の想像力を最大限に引き出すチカラ。
能の舞台とかにも通じる表現方法。
彼は日本を持って世界へ行ったのだなあと思う。
小島の仕事は、久しぶりに観たけれど、
堂々として、光り輝いていて、そして彼女は可愛かった。
昔から可憐な人だったけれど、
そこに新たに、大人としての、
何か深みのようなものが加わっていたように感じた。
小島は、会うたびにちょっとずつ違う人になってる。
どんどん素敵になってる。
ものすごく刺激を受けた。
小島もまた、今回の仕事には相当刺激を受けた様子。
「今年はばりばり働くよ〜!」と楽屋で言っていた。
そんなセリフは、はじめて聞いたかも。(笑)
やる気満々だ。
ちょっと、
これは、
あたしだって、
がんばらなくちゃ。
展示のことで悩んでいる場合じゃないな〜
音楽でも芝居でも、ライブはいいなあ。
人が、確かに命を使ってる瞬間を、目撃できる。
あの最高の輝き。
人は、発光する。
「私自身が光りなのだ」という言葉は、本当のことだと思う。
小島はこのあと、もう少し何本か舞台の仕事が続くらしいけど、
落ち着いたらまた、ゆっくり一緒に、ご飯でも食べに行きたい。
蜷川さんと仕事してみてどうだったか、
ダイレクトな感想も聞きたいな。
彼女のことで忘れられないことがある。
まだ知り合ったばかりの頃、
初めてうちへ夕食を招待した時のこと。
当時同じマンションの上と下に住んでいたんだけど、
彼女は花束を抱えて「お招きありがとう」と現れた。
なんか、
そういう心って。
尊い。
ちょっととなりの部屋へ行くようなもんなのに、花束とは...
ずっと年下の友達だけど、私にとっては人生の先輩のような小島。
大切にしたい。いつまでも。
いろんなことを教わって、
私も頑張っていきたい。
☆和歌山の個展まであと61日