ただいまちゃん。
帰ったら、師匠はいなかった。
しばらくハワイロケ。
豪華船旅の取材だそう。
楽しそうだな。
机の上に、ぽつん、と。
「御会葬御礼」のハガキが置いてあって。
しばらくじっとみる。
四国、最初の晩、
東京からメールが届いた。
シズカチャン サッキ ナクナッタソウデス
そうか、
死んだのか、と思いつつ、
私はそのまま旅を続けた。
だから、
お通夜にも告別式にも行けなかった。
師匠がひとりで行ってくれたらしい。
羽田に戻ってきて上空から東京の夜景を見た時、
モノレールで浜松町まで来てタクシーに乗り東京タワー見た時、
昭和通りを走って家へ向かう時、
いつもと変わらない風景だなあと思った。
と同時に、
もうまったくなにもかもが違って見えるなあ
とも思った。
もう、彼女はいないんだな。
この風景の中から、消えたんだ、確実に。
私は生きて、
このまま進もうと思う。
愛媛の旅は、それはそれは素晴らしかったです。
毎日、奇蹟のように綺麗な夕陽を見ました。
女神のいる島はとても素敵で、
今度は夏に泳ぎに行きたいと思います。
しばらく会わない間に彼女はパワーアップしていました。
私は自分がちっぽけに見えたよ。
こんな時こそ、チャンス!
さてエッセイ、どんな言葉が飛び出すか。
なにか、大切なことが書けそうな予感です....