すっかり書き忘れていた。
ニューヨークに来た翌日に、みどりの案内で行ってました...
念願の、MoMA。
まだ時差ぼけのあたまに
「さ、今日はさっそくMoMAへ行きましょ」と言われた時は
一瞬「げ?」とびびった。(笑)
一番行きたい場所だったから嬉しかったけど。
観るって、エネルギー使う、ものすごく。
まあ三週間もいるし、またいつでも来れる、
と思って、6フロアーを各階なんとなく流して観てまわる。
が、
流せない場所が何箇所か。
私は少し前からマグリットが突然好きになった。
大切にしている画集があって、
気がつくと何時間も同じページを観ている時が...
そのページと同じ絵を発見。
一枚の絵のなかに、昼と夜が描いてある、不思議な絵。
口から血を流した裸の女の人が描いてある作品もすごい素敵だった。
この血がなぁ...と(笑)ほれぼれする感じで見入ってしまった。
そして。
ルソー。
2003年の春に、渋谷の文化村にきた「メトロポリタン美術館展」で
「ライオンの食事」という作品を観てから、大好きになった画家。
ルソーが好きな理由は、夜をモチーフに描いていることが多いけど、
そのどれもが暗くないこと。
闇のなかに希望がある。 そう感じられるところが大好き。
ちょうど特別企画展は、写真だった。 すごいラッキー!
私は、あまり人の写真を観てもなんとも思わないけれど、
MoMAで展示されるような作品は一応どんな感じかチェックしたい。
たくさん展示してあったけれど、その中にたった一枚だけ、
ハッとするようなものがあった。
「そうか。これでいいんだな!」と思うような作品。
立ち止まってしばらくじっと観る。
それは、
これまで私が孤独に守り続けてきたようなものなんだけれど、
世界は広いな、同じ考えの人がいる...。
アーティストは、作品を通して
世界中の魂とコンタクトできるのがすごいところだと思う。
素敵な生き方だ。
2階に、映像作品でこわーいのがあった。
エクソシストをモチーフにした作品。 だいぶ好み。(笑)
じっと観たかったけれど、これはとてもエネルギーを使うと感じて、
まあ、次にまた来よう
と思ってちょっとしか観なかった。
...ら。 10目の今日。 また行ってみたけど、もう終わっていた....
くすん。(泣)
こんな時だ。私のあたまの中にこだまする、あの言葉...
とりかえしのつかないことってある
とりかえしのつかないこと
とりかえしの...
そう、だから、「その時」に掴んでしまわなければ!逃げてしまう!
これだけは気をつけて生きてるつもりが...あああ...こんなところで。
気を抜いた時ほどやってくるんだな...
今度こそ、しっかり叩き込む。
そして同時によぎる、あのことも。
そう、あのことだって。
同じこと。
うーん...と、うな垂れたまま美術館を出た。
今日は曇り空。どよーんとしている。
また、なんでこんな時に空までもが。 ひどい。
昨日はまたセントラルパークへ行った。
森を目指そうと思ったけれど道に迷って辿りつけなかったので、
芝生の上でごろりと仰向けになり空を見上げた。
目の覚めるような、青。 その中に雲の、白。
大きな鳥が飛んでる。 時々飛行機。
いまはこれ、と決めてヘビーローテーションで聴いている曲があって、
それをヘッドフォンで聴いていたら、
心がまっすぐ空の彼方に飛んでった。
メディスンカードをひいたら、世界の裏側が見えてびっくり。
いかに表側にしか目がいってなかったか!
なるほど!
マンハッタンの憩いの場、セントラルパークの芝のうえで、
がっくりする、へっぽこ魔女がひとり。
昨日も今日も、がっくりな自分。
さあ。
こういう時こそ、次のチャンスなんだよ...
前を 見なきゃ