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二度目のニューヨークは...

ほんとにめちゃくちゃ焦りました。
出かける直前までエッセイ書いてて、
よくよく時計を見たら、なんと成田エクスプレス発車まで
あと13分。これ、青いでしょ。かなり驚きました。
勢いよくドアを飛び出したら、後ろから師匠の声。
「これいらないの?」

....見たら、スーツケースが。(笑)いらないわけないでしょー。

タクシー降りる時も
「おきゃくさーん、わすれものー」
と言われて振り返ったら、
あ!魔法の鞄が! いやーん、たいへーん。

そんなこんなで、3分前にホーム到着。
向こうからさよっち(さよちゃんのこと 呼び名が変った)が
「いちごさーん、もーだめかとおもいましたー」と
走ってきた。(笑) あたしもだめかと思ったよー。

バタバタな感じで電車に乗り込む。 

成田についてから、
保険手続きや、両替や、チェックイン作業など、
みんなさよっちがやってくれた。
朝ご飯を用意してくれて、スタバでコーヒーも。
私は慌てて出てきたせいで、
雨が降ってるからといって大きな長い傘を持ってきちゃってて、
ちょっとこれで飛行機っていうのはどうだろう?
と、さよっちとふたりで顔を真赤にして笑う。
「あたしのつかってください」
と言うので、そうすることに。
昨日買ったばかりだそうだ...それを取り上げる私。
ああ。 ごめんなさい。

結局私は、どこまでもどうしようもない。

だけど、必ず人生に救いの手は現れるので、
とにかく感謝の心さえ忘れなかったら
このまま上手く渡っていけるだろうと思う。

さよっちは、有能なマネージャーのような鮮やかさで
あれこれとやってくれて、風のように去って行った...

さよっちと別れてから、急に心細くなる。
あ、そっか、これは一人旅だったんだと思い出す。
時間に間に合わないとか、もうそういうことが怖いので、
ものすごく早くゲート前に。
なのに。
つい、出来心で目の前の寿司屋に入ってしまった。(笑)
で、戻ってボードをよーく見たら
出発時刻が30分も早まっていて、またまた驚く!
こわーい。
そのまま列に並んで飛行機に乗り込む。


離陸する時。
私はいつも石と魔法の杖を持つ。
今回は、機体のちょうど中央部の座席だった。
離陸体制に入り、飛行機が動き始めると、
右の翼にミカエル、左の翼にチャミュエル。
頭上にマチルダが位置しているイメージが見えた。

急速にエンジン音が高まり、一気に加速していく。
最後、車輪と滑走路の一点が離れる、その瞬間に。

ミカエルが。

大きな剣を振り下ろしたのが見えた。
一思いに振り切ったのだ。
地上にある「なにか」と、私を。
これまでの「なにか」と、私を。

切り離した。

それが何を意味するか、怖くて聞けなかった。
でも思い当たることはあったので、私はすぐに
深い祈りを捧げた。
今私の人生に関係する、登場人物すべての人が
幸せになれる道を選ぶことができますようにと。
(その時、ああそれでチャミュエルか!と納得)

祈り終わった時、
マチルダが虹色の螺旋を降ろしたのがわかった。


さて。
着いたところはニューヨーク。
滞在するアパートメントはとても素敵!
貸してくださる方はアーティスト。だから暮らしぶりが素敵なの。
ここでしばらく生活できるなんて!夢のよう。

が。

しかし。
エントランスの鍵が壊れています。(笑)
どうしたって、開きません。
でも他の住人は自分の鍵を使ってスイスイ入って行きます...
なぜでしょうか?
鍵穴をがちゃがちゃ泥棒のようにやっている私は怪しい東洋人。
誰かが帰ってきたら、ラッキー!一緒に入れます。
(どうやら聞くところによるとコツがあるらしい 笑)
でも誰もやってこなかったら?
そのままずっと入れないのです。
....素晴らしい!私は今厳しいニューヨークの洗礼を受けています!
(笑)明日からどうなるのか!帰国するまで無事過ごせるのでしょうか!
とにかく今私は、ニック&みどり夫妻の家にいます。
で、これを書いてるというわけ。
今日はもうそろそろ終わります。
これから部屋に帰ってみますが。 たぶん、開かない...(笑)