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燭台

贈り物。
燭台ひとつ。
手作り。

箱から出して。
しばらく眺める。

じっと。 しばらく。

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まあるいロウソクがふたつ。 一緒に入っていた。

ひとつ、つけてみよう

と思い、燭台にセットして、息つめて、火をつける。

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燭台が輝きだして、驚く。


生き物か? と思うほど。


誰かが心を込めてつくったものは、相手に確かに届いた瞬間、
ぱあーっと輝くんだなと思った。

メッセージを。 伝えるために。


はたしてこんなものもらっちゃってだいじょうぶだろうか


と、心配になるくらい...  これは、大切にしなくっちゃ。

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なんて可愛いんだろう!(影も可愛い!)

おとぎの国からやってきたみたいだー。

天使が降りてきそうな、優しく、まあるい世界。


ロウソクの灯りがゆらゆら揺れる度にね、
きらきらっ きらきらっ て

燭台の淵や足にね、光が走るんだよ。  魔法みたく。

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いったいどんな心を持っていたら、こんなものがつくれるというのだろう。

それを知るためにならどんな深い場所にでも追いかけてゆきたいくらいだ。