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森のなかの神社

今朝は、ドイツに来て初めての雨の朝。
雷もゴロゴロ鳴っていました。
合図だなあ と、ぼんやり思いながら目が覚めました。
でもなんの?

今日は、まりさんと
ふたりでブロッケン山に登る計画を立てましょう
という約束をしてる日で。

それかな?

ブロッケン山は、ゲーテのファストに出てくるワルプルギスの山です。
魔女の山。
ドイツでは、魔女の子が七歳になるとひとりで修行に出されると言われている山です。
私は、2005年に魔女名をもらっているので、魔女としては来年やっと七歳です。
行くなら今ごろがちょうどいいのでしょうか。
うーん。
すごいタイミングだなー。
このことは、ドイツへ行こうと決めたら、あるエッセイ読者の方からメールがあって
へー、そーなんだー?と知ったことでした。

私は、自分ではいつもわからないのです。
なーんにも知らないのです。
なぜそこへ行きたくなるのか。
なぜ今なのか。
でも行くと決めると、あるいは、目的地に到着してから、
必ず意味が理解できるようなことが起きるので、もうずっとこの方法で
ぴんときたらすぐ動いているのでした。どこへでも。

さて。計画はさておき。
今日は、ひとりでいつもの森へ行ってみようと思い立ちました。
というのは、
どんどん晴れてきたからです。
雨上がりの森は絶対いい香りでいっぱいに決まっています!
朝、キッチンでおむすびを作って、森で食べようとわくわくしながら出かけました。
が、
道に迷いました。
引き返そうか、このまま知らない道を進もうか一瞬悩みましたが、
すぐに、知らない道を歩いてゆくことを決めてずんずん進んでゆきました。
が、
ここって道?と不安になりました。
なんだか、人の家の畑の真ん中を歩いているような気になってきたからです。
この下に、大切な種でも植えてあったらどうしよう?
そう考えると、ますます自分が今歩いてる場所は道に見えなくなってゆくものです。
が、
遠くに見慣れた景色が!
わー☆と嬉しくなり、早足で進み、知っている森の小道に出たわけなのです。
よかったー。
30分くらいの冒険だったー。
ぜーんぜん誰にも会わなかったよ。
会ったのは、樹と、リスと、きのこと、花と。
白い蝶々がペアで私のまわりをダンスしながらずっと一緒にいてくれて。

森の中はやっぱりとってもいい香り!!!
天然のアロマ。
気持ちいいなー。

うまく言えないのですが。
今私は自分の何かが何処かがぐんぐん成長しているような感覚。
それが何って説明できないのですが。
ぐんぐんぐんぐん、どんどんどんどん伸びてる感じなのです。
ものすごい勢いで。毎日。
自分のなかの一番大切な部分にね、
天然の栄養が満タン目指して入っていってるような。ね。
ふふふん♪

途中、草原の真ん中を歩きましたー。
遠くに山。赤い屋根。古いお城も見える。
ひろーい空。気持ちよく風が吹いて。太陽も。
あー。ここにはなんでもあるなー。
なんでもある真ん中に自分がいるなー。って思いながら歩きました。
火、水、空気、土。そしてたぶん、精霊たち。
五つのエレメントが全部ある。

そうしていつしか、王様のお墓の前に到着。
入ってみようと思って。
一歩足を踏み出したらすぐ気づきました。

ここは神社か!

だってね、
神殿の前に左右ひとつずつ植えられてる大きな柳の樹が鳥居に見えたんです。
ちょうど、片側に太陽が当たっていて、もう片側は日陰になっていて。
これは陰陽の世界みたいだー、と。
この前、西日本を旅した時に厳島神社で、ひさちゃんに、
鳥居の左右にはそれぞれ月と太陽が刻印してあるんだよ
って教えてもらったことを思い出しました。
なので、思わず帽子を脱いで、深々と頭を下げ、一礼してから進みました。

中世の王様のお墓は、お城か、教会、のようでした。
天使がたくさん。絵画や、彫り物や。
バチカン市国のサンピエトロ大聖堂を思い出しました。
そっくりだったのです。
ちょうど聖堂内部に光が差し込んできてて。
泣きたくなるような荘厳な世界。ここも私ひとりだけ。
森の中、だあれもいないのでした。

王様の魂にご挨拶して、お墓をあとに。
おむすび食べて興奮気味の心を少し落ち着けようと、
場所を探しながら歩き始めてから
ああ、あそこって、なんだか明治神宮みたい。と思いました。
だって、えらいひとのおはかがしんでんになってるって。
あー、それじゃ、私はドイツまできて神社参拝をしたのかーと思ったら
ちょっとおかしくなりました。
おむすびをほおばりながら。
気持ちのどこかがゆるゆるとほぐれていくような。
ほっこりあったかくなるような。
不思議な感覚。
すーっと光のリボンが天から降りてきたような。
ふふ。
手首に巻こうかなー?これ☆
そう思った。

それから、まりさんと待ち合わせていた街の本屋さんへ向かいました。
私はちょっと遅刻しちゃったので、まりさんは本屋さんの前のカフェでお茶ちゅうでした。
わー、ここはいつもおいしそうなジェラートをみんなが食べていたカフェじゃないですか!
で、
私も食べてみることに!
これがまためっちゃうまー☆びっくり。
どう説明したらいいでしょうか。
うーん、たとえば、日本だったら、牧場のアイスっておいしいじゃないですか?
あんな感じです。
ミルクが違うんかな~?
となりのおばさまが召し上がっていたデザートが気になる!
ワッフルにアイスと生クリームとチェリーがのってるるるるるぅ~♪
夢のようなデコレート☆
あたしあしたあれたべるー!
と言ったらまりさんすごい笑ってました。おかしーかな?ふふ。
でも本気です。実行します!しますともー。

結局まだブロッケンの計画は立てていないのでした。
こちらはただいま夕方。
キッチンではまりさんが夕飯の支度ちゅう。
今日は、Falscher Haseを作っている模様。(ミートローフ)
わーい☆赤ワインといただこう!

で、

夕食後にブロッケン計画立てようか。
まあ、慌てなくてもきっとだいじょうぶ。
するする流れていくよ。そんな気がします。
ぜんぶ順番に。
自然に。

自然に、か。

ふとあるひとのかおをおもいだす

そんなようなこと言った人。出発前に。
あの時私は、ふーんと思ったけど。
あれ、ほんとうのことなんかなー。
自然に。
自然に。

ふふふん♪

ダメなものはダメなんだろうけど。もうなにしたって。
消えてゆくものは消えてゆく。
でも、
だいじょうぶなものはだいじょうぶなんだろう。
縁ってそんなもの。
自分ではコントロールできない。
もう任せるしか。

あとでfacebookに写真アップしますね。
おたのしみに☆
といってももう日本は真夜中かな?
エッセイ読者の皆さんはすでにおやすみちゅうでしょうか?
ドイツはこれから夕焼けタイムです。
今日も世界は黄金色です。

では、またね。

Tschues☆


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