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旅の途中のサインたち

決まって現れるサインたち。
虹。飛行機雲。光。ユリ。魔女。
私のなかだけで繋がる言葉。
本のページを一枚ずつめくるように、
物語ができてゆく。
それを人生と呼ぶのかな。
きっと誰にでも。それぞれの物語。


なんとなく最終地点は出雲と決めていました。
子供の頃、漫画を読んだのです。
くらもちふさこさんの作品です。
スサノオノミコトストーリーというタイトルだと勘違いしていましたが、
正確には「出雲のミコトストーリー」のようです。
何かの本の一番うしろにちょこっとおまけのように描かれていた作品だったような。
なんていう本だったんだろう?
あれもう一度読みたいなー。(検索得意な人、もし何かわかったら教えてください!)

それで、勇ましいスサノオにいっぺんで恋をした私は、
いつかその出雲という国へ行ってみたいなあと夢みていたのです。
なぜか今年の夏、それを実行する気になって西日本の旅を思いつきました。
夜行列車は「てっちゃん」で満員。ものすごく面白かった!
どの人もみーんなにこにこ笑ってる。真夜中なのに。ハッピーオーラ全開。
みんな電車がだいだいだいすきなのですね、という感じ。
貴重な体験でした!
夜中に東京駅を出発して、翌朝、大垣という駅に着きました。
そこから長浜をめざし、まずは、
日本三大弁天といわれている竹生島に祭られている弁天様に会いにいくことに。
ここで、ある土鈴をみつけてしまった私。
それはどうやら全部で七つあるのですが、
そのうちもうふたつ、どうしても欲しくなってしまったのです!
そこで突然、観音正寺と長命寺を目指すことに。
観音正寺は、山を延々登ってゆくのですが道なき道をゆくという感じで辛かったです。
もうこんな場所にお寺なんかあるわけないよというような。
ところが、ありました。
しかも夢のような場所が。
極楽とはこのことでしょう!小さな蓮池に可愛らしい観音石像がたくさん!
一瞬言葉を失いました……  優しく素晴らしいお寺でした。
(また行きたいけど。あの山登りは辛いなあ……。)
ここでふたつめの土鈴を無事ゲット☆
翌日も、絹糸のような小雨降る中、長命寺にてみっつめゲット。

すっかり気が済んだところ、次に思い出したのは、蓮。
まだ開花に間に合うかな~と。
なぜか突然どうーしても花音を聴きたくなってしまいました。
そこで急遽、京都へ移動することに。
うまい具合に蓮池が真裏にあるという宿が空いているらしい。
しかも天然温泉。しかも安い。(何かのキャンペーンちゅう)
翌朝まだ暗いうちから池の淵でスタンバイして、見事開花の瞬間を目撃成功。
大満足。
その日は、伏見稲荷、石峰寺、南禅寺とまわりました。
石峰寺では、伊藤若冲のお墓を偶然みつけて大感激!大好きな作家なのです!
怖くない(笑)五百羅漢を見たのも初めて。ユニークであたたかい石仏たち。
帰ってきて調べたら、どうりで!!!
あれらは若冲が下絵を描いた石仏だったらしい!はー。なっとくー。
すごぉーい、いーものみたー☆

で、次に思い出したのは、「秋篠寺」です。
私の人形の師匠、安藤早苗先生が以前「ぜひ行ってきなさい」と言っていたお寺。
なので、急遽、奈良へ移動することに。
奈良ではちょうど燈花会というお祭りの初日で、奇麗だった……んですが、
なんだか最初飛ばしすぎたせいか、ぐったりな私ははっきりいってお祭り楽しめませんでした。
というか、たぶん、自分の道に今これは関係ない、と思うと急激にクールダウンするようです。
はっはっはっ…わがまますぎますっ!ごめんなさい。
でも……私はどちらかというと、観光化された、人が大勢集まる有名お祭りより、
ひっそり地元の人たちが大切に守っているような小さなお祭りの方が好きなのでした。
(今回好きだったのは、近江の多賀神社の夜祭りと、尾道で見た町内会の盆踊り)
翌日、念願の秋篠寺へ。
ここはー!すてきだったー。
仏像!たぶん私は初めて良さを知ったんじゃなかろうか!ここのはすごい!大感激。
そして。
近鉄奈良駅近くの「おかる」というお好み焼き屋さん。
私はなぜかここで焼きそばを頼んだのですが、これが!ひっくり返る美味しさ!

ひっくり返る美味しさ!

この焼きそばを食べるためだけにまた奈良に行きたいくらいです!!!!

そこで今度は、尾道に行こうということになり、広島を目指しました。
私は大林監督の「ふたり」という映画作品が好きなのですが、ロケ地を見に行こう!と。
大好きなシーンに使われている喫茶店にも行ってみました。
が、
もっと好きな場所が出来てしまいました!そこは満月の晩に行かねばなりませぬ!
必ず実行しよう。
さて翌日は、安芸の宮島。日本三大弁天が祭られている場所。
これで私は、江ノ島、竹生島、宮島と、三カ所お参りしたことになります。
到着したとたん、素晴らしいミラクルの連続。
虹や飛行機雲や美しい夕景の空など。たくさんのサイン。
リアルタイムでツイッターのタイムラインを見ていた人はご存知でしょうが、
私は大興奮でした。その後、感激で心がしーんとなり。

そして翌日。大切なことが起こりました。

おかげでひとりになる時間をたくさん持つことができました。
マチルダと話したくて一番に行った場所は、見えないゲートがある場所。
だあれもいません。
だけど、こんなにたくさんの、つばさあるものたちがまいおどるばしょ。
私は思います。
たぶん、パワースポットという所には、人はいないのです。
人々が噂を聞きつけて集まる頃にはもう、
聖なるもの達は引っ越してしまっているのではないでしょうか。
静かに、礼儀正しく、作法を守り、その場所へ入ってゆける者だけが
お邪魔することのできる世界なのかもしれません。

このテンションを保ったまま出雲入りすることができるとは、
本当に幸運なことでした。
マチルダといる時、私は黙ります。
この世界で沈黙するのは、
別の世界の声を聴き取ることに夢中になっているからです。

声に従い、行動する時、新しい扉が開きます。
宿泊したのは須佐神社のすぐそばの宿でしたが、
まだ暗いうちから動きだし、
ご来光の瞬間は、須佐之男命、天照大御神のお社で迎えました。
あるお願いごとをした直後。たったひとりで。
その後、出雲大社に行きました。
境内に足を踏み入れた瞬間、どうしてここが縁結びの神様として栄えているのか、
その理由がよくわかりました。
けれど私は、やっぱり、少し離れた別の場所の方がずっと好きだと感じました。
そこには弁天様が祭られていました。
初めて行く知らない場所でしたが、遠くから一目見て、弁天様だ!と思いました。
(ここである特別なおまじないをかけてきました。どうかおまじないが効きますように)

出雲大社駅の構内は、まるで教会のよう!
ステンドグラスを通った光が虹色に光ってベンチを染めていました。
そう。出雲には天使がたくさんいるのでした。
ケルビムという名前の天使たち。

そこから黄色い可愛い電車に乗って(二両しかない!)松江しんじ湖温泉駅まで行きました。
駅前の足湯に浸かっていると、知らない女性に話しかけられました。
とても素敵な女性で、さっそく縁結びの神様が引き合わせてくださったご縁かなと思いました。
(実際このあと私はこの方にたくさん助けてもらうことに)
松江では、県立美術館前の宍道湖に沈む夕日を長い時間眺めました。
ここには、庭にうさぎの彫刻があって、二番目のうさぎの頭を撫でると幸運になると言われています。
写真、撮ってきました!
一泊して。
翌朝は、玉作湯神社へ行ってきました。おまじないと医療の神様が奉ってあります。
ここはねー。次回行った時はここの温泉宿に泊まらなきゃいけないねー、
と思いました!
そのあと須我神社。そしてもう一カ所。
この、最後の神社!これはもう私の中で大特別な場所となりました。
今からとても個人的な感想を書くので名前は伏せますが、キーワードをたくさん書くので、
地元の方はすぐに何処かわかると思いますし、遠方の方でもネットで検索などしていただければ
簡単に場所を特定できると思います。
そこには鏡池と呼ばれている泉があります。
それが、とてもとても美しいのです。
ただし、その水に宿るチカラに注目している人は少ないだろうと思います。
なぜなら、
そこは占い遊びの場と化してしまっているからです。
そのことに夢中になってしまうあまり、
本気で泉のパワーを受け取ろうとしている人は少ないかもしれないと私は感じます。
今このエッセイを読んでぴん!と来た方、ぜひ行ってみてください。
できればあまり人のいない時間帯、シーズンなどを選んで。
ただ静かに、泉の淵に立ってみてください。
ただ静かに、水のチカラを感じて。
あなたの真ん中にパワーが移ることをイメージしながら。

むかしむかし、この泉に自分の姿を毎日映したと言われている、クシナダヒメ。(稲田姫命)
私はとっさにヴェロニカを思い出しました。
私たちの住む現世での表現が違っているだけで、
ヴェロニカとクシナダヒメは同じスピリットなんじゃないかしら?と。
「映す(写す。移す)」をキーワードに、その道を行く者を守護しながら導く存在だと直感しました。
もう「答え」はもらった!帰ろう!
でも出雲から東京まで一気に帰るのは大変なので(青春18切符で移動していたので!)
途中、姫路で一泊して戻ろうということにしたのですが、なんと、
姫路駅の近くにクシナダヒメが奉ってある神社があるらしい!
ということで、翌朝また早くから山登り。
けれど、ここで重要だったのは、またもやちょっと別の場所でした。
(ここはどちらかというと玉作湯神社のような場所でした。司る領域が)
ものすごいパワースポット☆
でもそこの前にはやっぱりだあれもいないのでした。

さて。
こんなふうにして、いろいろまわってきました。
滋賀→京都→奈良→広島→島根→兵庫。
バスと電車と徒歩の旅。
暑くて苦しかったけれど、一度こういうのやってみたかったのです。
バックパックの旅。
たのしかった。

次は外国です。ドイツです。
国際メールによると、寒いらしいです。
登ってみようかと思っている山はまだ積雪情報は届いてないそうですが、
もし行くのが来月だとすると、雪の可能性も高くなるそうです。
また、辛そうです。雪山ですって。はー。
例により、何が待っているのか、今の私にはさっぱりわかりません。
行ってみればなにかわかるのでしょう。
私はいっつも一番最後なのです。理解することが。
行動が先になってしまうのです。
だから動き出す前にいろんな反対に会う場合も多々あります。
どうしてそうなのか、説明しろ、とか。
そのやり方はよくない、とか。
いろいろ親切な悪魔達が囁いてくるのです。(笑)
私は言うことを聴きません。
聴きたくもないことは聴かないのです。
聴きたいことだけ聴くのです。
ある人にとってはとんでもないわがまま野郎となるでしょう。
しかし、
だからこそ、
その人の人生にとって私はいつでも正しき道標と成り得るのだと思っています。
ここであっちへ行くべき人はあっという間に行けるでしょう。(私を嫌って遠くへいく)
ここでこっちに来るべき人も同じように。(私を好きになって近くにくる)
もし、私が、
心の底に感じているものを正直に表現しないとするならば、
ここで道を誤る人も出てくることでしょう。
もちろんそれもまた道とするならばどんなことだっていいのですが、
私はできるだけどんな人に対しても誠実でありたいのです。
わかりやすい標識で。
いたいのです。

その、誠実というのは、
いつでもにこにこ愛想良くしていることだけをさすのではないと、
思っています。

本当にその人のためを思って何かしたい、接したいと思うのなら、
できることはただひとつ。
どんな時にでも自分自身でいることです。
相手によって自分自身を変えたりしないことです。

でも。
その「変えない理由」は何なのか。
いつでも自分自身に説明がつかなければなりません。
自分で気づいていなければなりません。
そうであることが、宇宙の役に立っているのだと強く信じられる一点を、
はっきりとみつけなければなりません。

この世でのわがままは通ります。
けれど、
広い宇宙の中でちっぽけなわがままは通りません。

いつでも、
「私の理由」は「宇宙の理由」と、
リンクしていなければならないのです。


今回の旅で私が得たことは以上です。
また何か思い出したら、これからのエッセイで少しずつ書いてゆきますね。

読んでくれてありがとう。




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旅の間、何度もユリの花を見ました。
大天使ガブリエルの花です。
須佐神社の近くで見かけたり、宿泊した宿の浴衣の紋がユリだったり。
スサノオかクシナダヒメとも関係の深い花かもしれません。
この写真は近江の多賀神社の夜祭りで。
鳥居のところで躍っていた、たぶん、このお祭りのキャラクター?
ユリを持っていたのでびっくり。
でもいったい誰なのでしょう?(笑)


R0018333.jpg
近江八幡駅近くのチーズケーキ屋さん。
三日月と箒にまたがった魔女達をモチーフにした作品。銅製かな?


R0018702.jpg
出雲大社駅の構内。
教会の大聖堂のような作り。古くて。かわいい。ケルビムが飛んでる。(のが見える!)


R0018758.jpg
島根県立美術館の庭にあるうさぎのオブジェ。
二番目に飛んでるこのうさぎがラッキーラビット。
このうさぎの前にだけたくさんしじみのお供え物が。(笑)
この写真、旅のお土産読者プレゼントにしようかなー。


R0018786.jpg
松江で会った女性。
宿まで「本を買いました!」とたくさんのプレゼントを持っていらしてくださったので、
サインさせていただきました☆ありがとう。




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