fc2ブログ

Entries

2011.8.14 満月 旅のおわり

私は、
こうと決めつけられるととたんに呼吸が苦しくなる。
正義を振りかざし、
これがあなたのためだからと何かを言われると全ての細胞が緊張する。
大きな、しかし私にしか聴こえない警笛が鳴り響く。
うっかり言う事を聞いたら大変。私が私でなくなる。
無意味な常識の中に縛り付ける全てのものを、私は振りほどきここまでやってきた。
騙されてはいけない。
自分ができないことを、あるいは、やらなければいけないと思い込んでいることを、
他人に投影する時にあのエネルギーは生まれる。
独特な。
刺のある。

どうしてあんなふうに、閉じ込めてしまうのだろう?  決めてしまうのだろう?

たったひとつの自分の考えだけで。
狭い場所に。
自分も。
他人も。

私は逃げる。一瞬で。  脱出だ。
そのことが私を新しい方向へ向かわせる。
よって、
その時初めて、私は出来事に感謝できる。

どんな人にもその人に相応しい役割がある。
出会う人全てが人生の教師だということわざがあるけれど、
こんな時しみじみそうなんだなあと思う。
それを知るためのことであって、
けっしてその人のいうことを聞くためのことではない。
それを間違えてはいけないのだと、強く思う。

あの傲慢さに、どうか自分でいつの日か気づきますようにと、
私は心から願う。ひとりになって。天使と会話しながら。

自分の考えはあっていい。
でも、
人はわからない、これは自分だけの考えだから、
という謙虚さがあれば、あんな物言いにはならないはず。

たとえ本当に正しいことを言ってたとしても、
自分だけが正しいと思ってる瞬間は、
小さく、弱く、醜い。

たとえ間違っていることを言ってたとしても、
自分や世界の可能性を信じて厳かな心で発する人は、
おおらかで、強く、美しい。


宇宙に規則はない。

あるのは、

法則のみ。


私はあの時、傷を見せられたのだろう。
あそこが彼女の限界点だ。
もがいて出たがっているのはわかるけれど。
それこそ直接手を出すことはできない。
なぜなら、
彼女にとって一番重要なことは、
自分で「助けて」と叫ぶことなのだから。








エッセイ読者のみなさん、お久しぶりです。
更新止まっていてごめんなさい。
広島に入ったあと、私の中で大きな気持ちの変化がありました。
もう気軽にエッセイを更新する気分ではなくなったのです。
そのことは、
過ぎてみれば大変よいことでした。
けれど私はかなり感情的な人間なので、気分が悪い間は辛かったです。
辛くなった時、私はひとりの宇宙にこもり徹底的に「今何が起きているのか」を追求します。
その瞬間知らなければ気が済まない性格だからです。
知った時、新しい心の扉が開きます。
そうか!と、起こった出来事を理解できた時の爽快感は、落ち込みの深さに比例します。
だから私は、気分を悪くすることを怖がりません。
なんでもないふりなんか、ぜったいしません。
目の前にやってきたものは、どんなことであれ、一度しっかり抱きしめます。

触れてみなければわからないことって、たくさんあるのです。



この旅を一緒に続けてくれたエッセイ読者の皆さん、ありがとうございます。
毎日twitterやfacebookでコメントくださった方、嬉しかったです。
旅の間ずっと私のガイドをつとめてくれたひさちゃんにも深く感謝します。
いつも私の前を歩いて行く、あの後ろ姿。一生心に残ると思います。
これから続いていく毎日の中で、ふとした瞬間に思い出すシーンはきっとたくさん.....
独特な角度から時折旅のアドバイスをくれた担当編集者のたくちゃんにも感謝します!
彼の言葉のままに進んでいくと、いつもミラクルが起きました☆
旅の途中で出会い、私たちを助けてくれたすべての人たちに。
ラファエルをはじめ、聖なる旅をナビゲートし続けてくれた大いなるチカラたちに。
写真の神様、ヴェロニカに。

あたらしくであったかみさまたちに。

ありがとうございます。

三日後、今度はドイツへ出発です。
日本にいる間に「西日本の旅エッセイ」を頑張って書こうと思います。
たくさんの宝物を受け取って帰ってきました!
みなさんとシェアしたいです。


昨日の満月は美しかったですね。
今朝の月も素晴らしかったです。
見た人、いるでしょうか。
パープルドーンの中に浮かぶオレンジの丸。

私は、
満月にさよならを言う瞬間が好きです。

別れの言葉として言うのではなく、
ありがとうとして言うのが。













Appendix

BACK NUMBER

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる