
ケルビムは、たぶん今度のアトリエで完成。
この前は、上塗りをして終わってしまった。
「どんな顔にするの?」
と路以さんに尋ねられて、あ。考えてなかった!と後悔。
全体の色や、羽の感じや、頬や唇の色など、どうするか、今思案中。
少しの色合いで、雰囲気が全然違ってくるから仕上げまで緊張が解けない。
実はもうその次の作品にとりかかっています。(今度は人型)
ここからはスピードを上げます!
また最初の行程。 繰り返しの世界。 でも以前とは何かが違う。
そう、知ってしまった私はもう後戻りはできない。
一日中、人形を創る。
初めは、
ハッポウスチロールをカッターで削りながら、形を創ることから始める。
それから、粘土。
粘土を触っていると、ぞくぞくわくわくする。
やっぱり「自分が創ってる」感はない。
勝手に生れてきている感じだ。
自然に浮き上がってくる感じ。
これが自分の制作の特徴なのだろうと思う。
一日中好きなことだけずっとしてられる幸せ。
私は今の人生がとても気に入っている。
だけど、ここまでくるのにはいろんなことがあったなあ、と。
ぼんやりいろんなことを思い出す。 過ぎたことのあれこれ。
途中ちらっと嫌なことも思い出したけど、
「ああ、あれももう終わったことなんだ」と思ったら、なんだかホッとした。
またやってくるかもしれない、いろんな難関。
もしまたそんなことになったら、これまで通りうまく突破して、
素早く逃げてしまおう!
たくさんの智恵もついて。
たくさんの味方も増えて。
強くもなっただろう、私。
きっとだいじょうぶ。
そういえば、ぎりぎり最終日になってしまったけれど、
すずのき美卯さんの個展に行ってきました。
私がとても好きだと感じる世界観を持ってらして、どの絵もよかった。
一番欲しいと思った絵には、300,000万円のお値段がついていた。
いつか譲ってもらいたいと心のなかで思う。
いっぱい働いて、お金ができたらお願いしよう。
部分的に好きなのは、
ある絵のこの部分。↓

どうしてだろうか?
とても好き。